健康になる為に知らないと困る食事と血糖値の話
今日の富士山ゴーゴーFM『ソフィア姐さんのお悩み相談室』は
《病気と血糖値の関係について》でした!
珍しく朝から真面目な話をさせて頂きました、(笑)
なぜ血糖値の話になったかと言うと、私の所に来て下さるクライアントさんの中に、不安感、動悸、イライラ、不眠、ダルさ、無気力…などの症状があり心療内科に通ったり色々と病院や薬局に通っても良くならなかった人達が、食事を変えて良くなったケースがあったからなんです。
~ここからは私の体験談~
次女が15歳の時に精神的にショックな出来事が原因で色々な症状が出て、学校にまともに通えなくなった事があった。
学校の指定の校医に診察してもらった時の診断名は「うつ病」
処方された薬は抗うつ剤のアモキサン、精神安定剤のエリスパン(ソラナックスの時もあった)それと睡眠薬のベンザリン。
次女がなぜそんな風になってしまったのかは、又改めて書きますが、リスカや情緒不安定の発作等を繰り返していた次女は、抗うつ剤によって、今までよりも症状が悪化。
薬を飲む毎に、手足の感覚が麻痺してきてコップを持つ時もブルブル震えてしっかり持てずにこぼしたり、食事をする時も噛む力もなくなり食べた物が口から自然に出でしまう事もあった。
歩く時もパーキンソン病の症状のように4~5センチずつしか歩けなくなり、どんどん症状が重くなっていった。
「まだ16才なのに、こんな体で生きていても仕方ない。死にたい。」と前よりも自殺願望が強くなって、目を離すと車に飛び込もうとしたり、2階から飛び降りようとしたり、カッターや家の中にある刃物で死のうとするのでハサミも包丁も顔を剃るカミソリも全部隠し、24時間、娘に張り付いて仕事どころか何処にも行けず、何もできず、夜も眠れない日々が何ヶ月も続いた。
私はうつ病と言う診断に疑いを持っていたので校医の先生に色々質問したけれど、「娘さんの症状はうつ病だから仕方ないです。」の一点張り。
私は次女をこのまま変な薬で死なせる訳にはいかないので、ありとあらゆる心療内科、精神科に電話したり直接行ったり何十件も回った。
どの病院も思春期の子供を診るのは問題が起きやすくて面倒なので、電話で拒否する所が多かった。
30軒目位に電話した静岡の心療内科の先生は電話口で私の話を丁寧に聞いてくれて、「その子は多分うつ病じゃないと思うよ。すぐ連れてきて。」と言ってくれた。
私は藁をも掴む思いで静岡に向かった。
その時は次女が嫌がったので一緒に連れて行けなかったけど、先生は私の話を聞いて、「やっぱり娘さんはうつ病じゃないね。」と言った。
翌週、その先生の所にやっと次女を連れて行った時に、「うつ病じゃないよ。思春期によくある情緒不安定な症状が出ただけ!病気じゃないよ。」と先生の言葉を聞いて、次女はポロポロ泣いていた。
「病気じゃないよ。」
その言葉で娘は救われた。
自分は重度のうつ病(そう診断されてそう思い込んでいた)で感情もコントロールできず、体も自由に動かせなくなって苦しんでいた次女は「本当にうつ病じゃないの? 治るの?」と泣きながら何回も先生に聞いていた。
私が感じていたように娘は薬でおかしくなっていたらしく、飲まされていた薬の副作用を丁寧に教えてくれた。
話を聞きながら私も涙が止まらなかった。
(良かった!)と思う気持ちと同時に
(病気なら病気で仕方ない。)そう思っていたけど、間違った診断で間違った病名をつけられて、いらない薬を飲まされ、それで本当におかしくなってしまったら冗談じゃないと思った。
何度も何度も「こんな体で生きていても仕方ない!」と言って泣きながら「死にたい!」と言う娘を励ましながら、何とか生きていた時だったから、先生の言葉で私は本当に光が見えた気がした。
それから、私はどうして娘がそう言う症状が出たのか?
直接の原因は精神的なショックだったとしても、色々な事が絡み合ってそうなっていた事に気づいた。
薬ではなく、その症状を治すにはどうしたらいいのか?
色々勉強した結果、「新宿の溝口クリニック」の溝口先生の著書に出会い、低血糖症が、うつ病、自律神経失調症、統合失調症などに間違われている事が多い事がわかった。
次女も低血糖症だった。(今は完治して元気で働いています。)
溝口先生の著書『診たて違いの心の病』は本当に参考になります。
心の病の多くが、実は栄養欠損だった…!多くの病気の治療に対して薬を使わずに食事の指導と 栄養素がもつ作用によってのみ治療を行う「栄養療法」について、 実際の症例とともに解説する。
溝口先生の著書 『まず白米をやめなさい』もオススメ!
本の解説
まずは、日本人の主食と言われている「白米をやめなさい!」というタイトルに驚かれるかと思います。
白米や白いパン、白砂糖など、精製された食べものを普段から過剰に食べ、糖質の取り過ぎによって不調 (身体の諸機能が正常に機能しない、また、機能しなくなりつつある) を感じる人が増えているという現状において、本書は「糖質を控え、たんぱく質と脂質を重点的にとることで、体をもとに戻そう」ということを提案しています。
「糖質」の取り過ぎが老化と万病を引き起こす仕組み、白米より玄米、ご飯よりチャーハンを選んだ方がいい理由など、正しい糖質制限の方法、栄養のとり方をわかりやすく解説しています。
以下は⬇︎六訂版 家庭医学大全科
(発行:株式会社法研)体引用
低血糖症とはどんな病気か?
血糖値は食事によって多少の変動をしています。
血糖値がこの正常な変動幅を超えて低いほうに傾き、それによる症状が現れた時、低血糖症といいます。
血糖値の正常な変動幅は、だいたい70~120mgdlの間におさまっています。しかし、絶食時間の長さ、年齢、性や妊娠の有無などによって、正常な人でも通常示さないような低い血糖値を示すことがあります。この場合、いらいら感が強いくらいの症状でおさまることが多いようです。
(このように血糖値が正常域を外れて低くなっても、症状が出にくいこともあります。これは低血糖症を起こす血糖値を数字で表すことができないことにも関連しています。実際に血糖値でいくつ以下から低血糖である、ということは断言できません。)
症状の現れ方
一般に低血糖症状は、自律神経症状と中枢神経症状とに分けられます。
血糖値が急激に下がる時は自律神経症状が強く、血糖値が緩やかに下がる時は中枢神経症状が強く出ます。
(1)中枢神経症状
意識の混乱、おかしな行動、集中力の散漫、眠気、発語困難、頭痛、 複視ふくし、けいれん、 昏睡こんすいなどです。
(2)自律神経症状
空腹、発汗、震え、不安、 動悸どうき、口唇乾燥などです。自律神経症状は主にインスリン拮抗ホルモンの作用によります。
インスリン拮抗ホルモンとは、低血糖になると分泌が亢進するホルモンで、アドレナリン、グルカゴン、コルチゾール、成長ホルモンなどがあります。
(3)無自覚性低血糖
その他に、無自覚性低血糖があります。
本人が低血糖症状を発しない(狭義には低血糖症状を自覚できない)、他人の介助を必要とするものをいいます。
低血糖をしばしば起こしていると、中枢神経や自律神経の症状を起こす 閾値いきち(それを超えると症状を起こす値)が低下してしまい、インスリン拮抗ホルモンの反応も低下するためといわれています。
病気に気づいたらどうする
甘いものを摂取してみて、それで症状がよくなるなら低血糖の可能性があります。再度症状が出たら、近くの医療機関で血糖値を測定してもらってください。
~ここからは⬇︎かしこくインスリンより抜粋~
低血糖は、どのようなときに起こりやすいですか?
血糖値をコントロールするための内服薬やインスリンが、下のような理由により、低血糖を起こすことがあります。
低血糖を起こす誘因
・血糖値を下げる薬を内服、またはインスリンを注射した後に、食事開始が遅れた。
・食事量または炭水化物(ご飯、やお芋類など)の通常より摂取量が少なかった。
・空腹時に運動をした、または多く運動をした。
・内服やインスリン注射を始めてから、糖尿病が改善してきたため、血糖値が必要以上下がった。
・血糖値を下げる薬、またはインスリンを誤って多く投与してしまった。
・アルコールをたくさん、もしくはいつもより多く飲んだ。
ここからは⬇︎ヘルスケア大学HP 要注意!血糖値を上げる食べ物一覧より抜粋
血糖値の基礎知識
食品の中には、血糖値を下げるものもあれば上げてしまうものもあります。普段なにげなく口にしているものにも、血糖値を上げる食品があるかもしれません。正しい食事療法を行うためにも、血糖値を上げる食べ物を把握しておきましょう。ドクター監修のもと、主な食べ物をご紹介します。
(この記事の監修ドクター
マオクリニック 院長 岡田昌子先生)
血糖値を下げるためには、正しい食事療法を行うことが重要。そのためには、血糖値を下げる食べ物を知るのと同時に、血糖値を上げる食べ物も知っておきましょう。血糖値を上昇させる原因となる、主な食べ物をご紹介します。
GI値が高い食べ物に注意!
GI(Glycemic Index:グリセミック・インデックス)値とは、食品を摂取してから2時間後までに血液中に入る糖質の量を計ったもので、血糖値の上がりやすさを示します。オーストラリアのシドニー大学では、GI値が70以上の食品を高GI食品、55~70の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しました。
GI値が高い食品を摂取すると、血糖値が急激に上昇します。すると、血液中の糖を処理するインスリンの分泌が追いつかず、高血糖状態になることがあるのです。
血糖値を上げやすい高GI食品
では、GI値が高い食品にはどのようなものがあるのでしょうか?一般的に、血糖値が上がりやすいのは、摂取してすぐにエネルギーとなる炭水化物といわれていますが、それ以外にも血糖値を上げる食品はたくさんあります。また、GI値は調理方法によっても変わるので、その点にも注意が必要です。以下に、食品分類ごとにGI値が高い食材をご紹介します。
炭水化物
白米、食パン、フランスパン、もち、うどん、ラーメン、パスタなど。米や麦などは、精白されているもののほうがGI値が高くなります。
野菜類
じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、とうもろこしなど。じゃがいもとにんじんは特にGI値が高いといわれています。
乳製品・卵
加糖練乳、白砂糖、アイスクリームなど。
その他
チョコレート、ショートケーキ、イチゴジャム、こしあん、つぶあんなど。お菓子類は、GI値の高いものが多いです。間食は控えめにしましょう。
これらの食品を、絶対に摂ってはいけないというわけではありません。大切なのは、摂りすぎないことです。また、GI値が低い食品ばかりを食べればよいということでもありません。高GI食品を他の食品に置き換えたり、低GI食品と組み合わせてバランスよく食べるよう心がけましょう。
低血糖症の時の応急処置
もし低血糖を感じたら、ただちに以下のいずれかの方法で対処しましょう。
すぐ食事が取れるときは、甘いものやご飯、お芋類などの炭水化物から食べる。
砂糖10〜20gを摂取するか、または糖分を含んだジュースなどを200〜350ml程度飲む。
グルコバイ®、ベイスン®、ベイスンOD®等の薬を内服している場合は、必ずブドウ糖5〜10gを摂取して下さい。
(あらかじめ、自分の内服しているお薬について、担当医に確認しておきましょう。)
どこにいてもすぐに低血糖に対処できるように、常にブドウ糖や砂糖類を携帯していましょう。
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私と次女が共に経験した事は、今の私の仕事にとても役立っています。
病気になるには様々な原因があるので、何か一つだけ調べてもわからない時は、色々な方法で調べてみる事をオススメします!
私はスピリチュアルセラピストだけど、いつもエネルギーを動かしたりリーディング(透視)したり瞑想したり…それだけをやっている訳ではなく、食事、運動、思考、感情、呼吸、霊的レベル全てにおいて今も勉強を続けながら役立つ情報をお伝えしています。( ´ ▽ ` )ノ